後期講座始まりました!
N大学での後期課外授業が始まりました。
7月以来の3ヶ月ぶりの再開、学生達がどんな変化を見せてくれるのか楽しみに参加しました。
後期のテーマは 「楽しみながら、社会人基礎力を学ぶ」 です。
社会で生き抜く力 「を楽しみながら」 身につけていけることが、殺伐とした現在の社会情勢の中に放り込まれても、少しは役立つのではないかという思いあってのことです。
(教授のたっての希望でもありますが)
後期は、 「体で学ぶ」 「ディスカッションから学ぶ」 「チームワークを学ぶ」 の3つの課題を考えました。
社会人基礎力の3つのテーマである、
「前に踏み出す力」
「考え抜く力」
「チームで働く力」
をバランスよく身につけていく為に、チームワークを学べるワークを通じて、前に踏み出したり考え抜いたりする力を養うこととに重点を置いています。
3ヶ月を経て会った学生達は、また一つ逞しくなっているような気がしました。
遊びやバイト、色々考える時間もあったことでしょう。
3ヶ月ぶりだとは感じさせないような、人懐こい雰囲気がありました。
後期初回はゲーム感覚で体を動かすワークを取り入れてみました。
目標を持ったボール回しや、集団で動きを一致させたりするゲームなど、体を動かしながら柔軟なコミュニケーションを学んだり、チームワークを体験したりするもの。
馬鹿馬鹿しいけれど、その馬鹿馬鹿しいような体験からどう学びを得るかです。
アンケートを読むと、どの子も様々な気づきがあったようで、社会へ出て行く気構えが少しずつ芽生えている感じがありました。
些細なワークから、1つ1つ学びを得てくれることが嬉しい。
経済産業省が提唱する、 「社会人基礎力」 の習得に沿って、社会へ出る前の大学生に、必要な基礎力を身につけさせたいという意図から、本講座を開催しています。
大学生達の能力レベルは無限、しかしながら、1回生から4回生までの受講姿勢は、まちまちです。
学びに真摯な子もいれば、ゆとり教育の結果からか、授業の意図に沿わない自由に振舞う大学生の姿も散見され、一筋縄ではなかなかいかないのが実情です。
でも、現状を静かに見つめながら、学生達の確実な成長を支援するのが、私達の務めだと思います。
社会に出る前の学生達の能力を、少しでも引き出せるように関わっていきたいな、とあらためて思いました。
(M)
by ncrd | 2009-10-05 00:11 | 大学生支援