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「そうなんです!」 という笑顔   




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『 新入社員の75%、「今年入社は幸運」 7割が就職先に「満足」 』


 調査会社のマクロミルは2009 年春の「新社会人」に聞いた意識調査の結果をまとめた。
 世界的な景気後退のなか「今年入社できたことを幸運だと思うか」と尋ねたところ、「そう思う」または「どちらかといえばそう思う」とした人の割合が74.8%に達した。
 就職先に「満足」あるいは「どちらかといえば満足」とした人は69.8%だった。

 入社した会社が、就職活動の際の志望では何位だったかという質問では、48.8%が「第1希望」22.7%が「第2 希望」だった。
 仮に就職活動を今年しなければならなかったとしたら、「現在の会社に入社できなかったと思う」または「おそらく、できなかったと思う」という人が40.3%に上った。
 調査はインターネットを通じて5 月12―13 日に実施。516 人から回答を得た。(10:04)


日経新聞

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先日、N大学の4回生I君と話した。

ゼミの教授に「この会社を受験しようと思うのですが・・・」と相談意着ていたところへ、たまたまかち合った。

その企業は、大きな会社ではなかったが情報通信系で、彼なりに希望を抱いて探してきた企業であった。



  「その会社で何をやりたいのか?」
  「自分のできることは何か?」
  「どうしてこの業界なのか?」



教授から次々と質問が飛んできたが、I君の返事はいまひとつ的を得ない回答で、「デジタル化に対応していく新しいことへ進んでいる会社だから」とか、「営業をやりたい。人付き合いは好きです」とか、のらりくらりとした様子だった。

彼は、そういうキャラクターである。

だから私も、そういうのらりくらりした反応の仕方は当然だと感じて、彼らしいなと思った。



I君のよさであり強みは、笑顔と人懐っこさ、である。

いわゆる「どんな時にも、どんな人にとっても、害のない子」であり、人から声をかけられやすい温和なキャラクターだ。

どういう業界であれ、彼は営業向きだと感じる。



就職活動の状況に関して、二つ三つ話してみた。


  「今年は、大きな会社をあぶれた優秀な学生が下の会社にまで来ているので、厳しいです!」


そういう彼の顔は、何故かへらへらした笑顔だったのが不思議。

苦境に遭遇しているにも関わらず、彼には悲壮感というものが感じられない。






厳しい現実を 「本当に厳しい!」 と吐露する今年就職した子達。

一方で、厳しい現実のはずなのに、「そうなんです!」 とへらへらと笑顔で答える子。

ものは考えよう、考え方は自分次第、意識の持ち方を変えられることで、悲壮感も明るくなるのか・・・。



帰り際、思わずI君の肩を叩かずに入られなかった。

「君は、笑顔がいいよ。人懐っこいことが強みだ。そのままそれを表現していけばいいんじゃないかな」

I君は、照れているような受け取れないような、なんとも言えない表情で笑い返してくれた。



幸運にも、今年就職できた子達は、ずっと勤め続けられるのだろうか?

いや、数年経てば、転職する子も多いだろう。

いずれ景気が回復し、業績が回復し、給料が回復すれば、人の考え方も変わるだろう。



たまたま良い時期に就職した、でも、次の年は最低。

よかった・・・という思いも、若者達にとっては、喉もと過ぎれば何とやら、ではないだろうか。

景気が回復すれば、また欲も出てくる。



環境が良くも悪くも、その時に、笑顔で楽しめるかどうか、は大事だと思う。

社会の中で、一生働き続けるとしたら、どんな環境に置かれたとしても、笑顔でい続けられるかどうかで、人生というものは決まっていってしまう。

たまたま遭遇した環境の中だけで判断をしてしまうなら、また次にたまたま遭遇した環境の中でも、環境によって良し悪しを判断してしまうだろうから、いつも環境だけに左右される人生になっていくのだろう。



どんな環境に陥ろうが、やっぱり笑顔でいることは、大事である。

I君に教えられたな。
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by ncrd | 2009-06-28 00:41 | 大学生支援

自分の人生を歩む   




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来春卒業の大学生、内々定は62.8% 1日時点、「就活厳しい」    ~日本経済新聞

 就職情報会社ディスコ(東京・文京)は17日、大学生の就職活動に関する調査結果を発表した。調査によると、2010年春卒業予定の大学生のうち、今年6月1日時点で企業から内々定を得ているのは62.8%で、前月の49.5%から改善しているものの、前年同月を12.9ポイント下回った。1人あたりの内々定獲得数は1.8社で、前年よりも0.4社少ない。

 就職活動の難易度について尋ねたところ、「とても厳しい」と回答したのは38.6%で、「やや厳しい」と答えた35%と合わせると7割以上の学生が就職活動を厳しいと感じているという。同社は「企業が公表している採用予定数よりも実態は少ないのでは」と分析している。企業の選考活動が例年よりも長引いていることも内々定の獲得率を押し下げているという。調査は大学4年生と大学院修士課程2年生を対象に、5月29日から6月4日までインターネットで実施した。1064人から回答を得た。 (090617 19:49)



10年春の新卒者、内々定は63% 前年より13ポイント低下    ~日本経済新聞

 就職情報大手の毎日コミュニケーションズ(東京・千代田)は来春卒業予定の学生の就職活動に関する調査結果をまとめた。5月末の時点で企業から実質的な採用内定にあたる「内々定」を得た学生の割合は63.5%だった。4月末の時点から16.5ポイント上昇したが、前年同期と比べると13.2ポイント低下しており、就職環境の厳しさを反映する結果となった。

 調査の対象は来春卒業予定で就職を希望している大学4年生と大学院修士課程2年生。内々定を獲得した学生の割合が低下したことについて同社は、「企業が採用数を減らしていることに加え、優秀な学生を選ぶために選考が長期化していることが原因」とみている。ただ、就職氷河期と呼ばれた2000~04年ごろに比べればまだ若干高い水準という。また、就職活動を「思ったよりも厳しい」または「思ったとおり厳しい」と感じている学生は全体の76.2%にのぼった。

 調査は5月下旬にインターネットを通じて実施。799人から回答を得た。(090610 10:10)

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自分も含めて、大人は本当にずるいと思う。

年金問題にせよ、「はい、高齢者が増えたので、若い人が負担してください」とか、景気問題にせよ、「はい、景気が悪いので、若い人は採用はしません」とか、都合が悪くなると若い世代にすべて押し付ける。

特に年金制度は、老齢世代と若年世代での負担差が甚だ大きく、開いた口が塞がらない。

「就職口は与えないけど、年金は負担してね!」では、若者が食い物になる国と思えてしまう。。。



愚痴はさておき・・・。

次代を担う若者達にとってのコミュニケーション教育は、今後大変重要な意味を持っていると思える。

現在の大学生の何割程度が豊かなコミュニケーション力を育めているのかわからないが、少なくとも、社会に出てくる若者達のコミュニケーション力の曖昧さに、社会の先輩方は頭を痛めているのは事実だ。

またそういった若者達にとっては、自分自身を理解してくれない先輩方こそが、コミュニケーション力のない人々だと思い込んでいるのではないだろうか・・・。



各種機関が調査した結果では、入社してくる新入社員に既存社員が求める能力とは、、、


  1、一般常識を踏まえた行動

  2、一般的なコミュニケーション力


の2つである、と言われている。

その他の能力は高ければそれに越したことはないが、少なくともこの2つの能力だけは、整えてから入社してくれないと、そもそも社会の中で仕事をしていくスタートラインに立てない、ということであろう。



1の「一般常識を踏まえた行動」とは、いわゆる接遇だとか礼儀作法だとか、ビジネスマナーであるとか、はたまた目上を尊重するだとか、酒の席での作法など、裏マナーと言われるものも含まれる。

2の「一般的なコミュニケーション能力」とは、挨拶や返事が出来るか、言われたことを正確に受け取れるか、受け取ったことに基づいて行動を起こせるか、最低限のことは自分で考えて行動に移せるか、など。



私が担当する大学のゼミ生達は、この2つの能力はそこそこクリアできているのではないか、と思わされる。

当たり前のように挨拶はしてくれる、敬語も使える、指示した通りに動く、自発的な主体性のある行動も見られる。

多少個人差はあるが、20歳を超えた大人としての行動基準は持っていると感じる。



ただ、すべての4回生が等しくそうだ、とは言えないのも事実。

ゆとり教育を経てきて大学生になった子達が、どういう行動傾向を示すのかは未だ不明であるが、漏れ伝え聞くところによれば、自由にオープンに自己表現できる部分と、環境を用意されないとなかなか行動できない側面と、両方を兼ね備えているとか。

モラトリアムな時期をくぐっている彼らに、せめて社会へ旅立つ前の準備をさせてあげることが、大人の役割と言うことかな。



先日の授業のあるワークで、学生達が目を白黒させていた。

「自分が人からどう見られているのか」を素直に指摘しあう時間を設けたら、思いがけない情報がたくさん手に入って、自分自身の認識と他者が見ている自分がこれほど違うのかと、心底驚いたようだ。

自分で自分のことは「普通」と思っていても、他人が理解している自分というものは、案外それとはイメージがずれているということが、理解できたのだと思う。



社会に旅立つ前の学生達にできることといえば、できるだけ自分という存在をじっくりと見つめ、他者の声も参考にして、どう変化していけば幸せな生き方ができるのか、に気付いてもらう機会を提供することだろう。

最近そう思うようになった。

社会に出れば、社会が求める常識があり、自ずとそれに合わせる必要性は出てくる。

最低限は合わせる必要はあろうが、自分自身の幸せの為にどう変化するかは、自分次第であると思う。



だからこそ、社会が求める常識に、どこまで従うかも、自分で決めてくれたらよいと感じます。

接遇やビジネスマナーなどができなかったとしても、何ら大したことはない、豊かな人生は自分で決めて選んで生きて歩めるものです。



年金の憂さ晴らしでは在りませんが、若い世代には、社会の常識にとらわれない生き方をして欲しいなと感じる今日この頃。
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by ncrd | 2009-06-18 22:08 | 大学生支援

彼らは、凄い   





本日は、社会人基礎力養成講座の第3回目でした。

第3回目は 『現在の自分を知る』 がテーマ。

過去の歴史上の自分を明らかにし、現在を生きている自分を明らかにし、未来を思う自分を明らかにする、3部構成を行うのが前期講座の進め方。

最終的には、過去・現在・未来の3つの時間軸で自分を明らかにして、自分自身とはどんな人なのかを、プレゼンしてもらいます。



現在の自分を明らかにする、という今日のエクササイズは、どうやら学生さんにはパンチが効いていたようです。

  「自分が思っている自分と、人が感じている自分は違うんだ、ということがわかった」

  「自分ではわからなかった自分についての情報をもらい、気付きがあった」

  「面白かった。普段は言えないようなことも皆ばしばし伝えていた。伝えていいとわかった」

何をやったのか・・・大したことはやっていませんのに、学生は凄い。



 1、「現在のあなたが明らかになるような視点」の質問を、たくさん投げかけてもらい、それに答える

 2、現在のあなたを「周りがどう見て感じているのか」を、率直にたくさん言葉で伝えてもらう



どうしてこんな構成が効果的なのかは、学生さん達が素直で真っ直ぐだから成り立つのでしょう。

自分は自分をどう思っているのかを、正直にアウトプットする。

人は自分をどう見ているのか・感じているのか、を正直に伝えてもらう。



自分についての情報を自分の中から引き出し、自分についての情報を人から伝えられたら、そりゃもう自分という存在の認識の幅はグーンと広がりますから、気付きがあって当然なのでしょう。

逆に、それでも何かを気付かない子は、相当の自信家か、人の話をまったく聞かないか、自分を無理に覆い隠していたり自分に対して素直になれないか、どれかに該当するのかな。

若いうちは、勢いと素直さと正直さ、で成長していくのが最も健康的だ、今日は思いました。



社会に出て大人になればなるほど、人は自分を曝け出すことをしなくなる傾向があり、曝け出すことは格好悪いこと、頭の悪い人がすること、そんなひん曲がった智恵がついていく気がします。
(少なくとも、自分はそうでした・・・しょぼいなぁ)

加齢と共にへんてこなプライドも育ってきますし、立場も高くなるし、ますます「できる自分、いい人である自分」を表現したくなっていく。

でも、元々人という存在は、上から色んなものを被せたとしても、根っこのところにある純粋性とか素直さとかは若い頃から持ち続けていて、覆いさえとれば(バナナの皮をむくような・・)正直な自分を持っているのだと、僕は感じます。



学生達と色んな場を共有していると、本当にこちらこそが学ばせてもらえます。

彼らは皆、純粋に無垢だからこそ、こちらが反省させられたり、気付かされる場面が多い。

家庭環境や歴史も様々、これまでの人生の歴史の中でいいことも嫌なこともあったでしょうし、勉強ができなかった、不登校だった時期もあったかもしれないし、今の自分に自信が持てないのかもしれない、自分をちゃんと理解してもらえない、自分も思った通りに自分が表現できない・伝えられない。

学生の最も優れた能力は、そういう風に感じていることを、表情や態度、ちょっとした言動・反応で、凄く素直に正直に表わしてくれるところなのです。





前期はあと3回。

また、どんなドラマを見せてくれるのか、心から楽しみです。

彼らは、凄いのです!
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by ncrd | 2009-06-13 00:05 | 大学生支援

使えるツールのはず   




企業のマネジャーやリーダーの方々にコーチングを知っているかと訊くと、だいたい返ってくる声は「部下の話を聞くこと」「気の利いた質問をすること」「誉めること」です。


そういった印象が伝わり、イメージが湧いているわけですから、一般的な事実はそうなのでしょう。


少し理解が進んでいる人であれば、「部下の行動を促すもの」だとか「モチベーションを維持させる声かけ」、また「目標を達成させるための上司の関わり方の1つ」など、気の利いた声が出たりします。


専門的に学習を積んでいくと、もう少し全体的な理解になっていくと思います。


  「キャリアをマネジメントしていく能力、を備えることのできる手段」

  「ヴィジョンを形にしていく為のコミュニケーションツール」

  「能力引き出し高めていきながら、理想を現実化していくサポーター」


どういった受け止め方にしろ、その価値を知って使いこなせるなら、有益なものと思えます。





同じコーチをしている仲間や、コーチングを理解しているビジネスパーソンの方々から、「仕事の中でコーチングを使えている上司、はどのくらいいるだろうか?」と問うと、だいたい同じような声が出ます。


  『10人に1人ぐらいだと思う』


この1割という数値の意味するところを、どう受け止めたらよいのでしょうか。


恐らく彼らは誰もが、日々の上司の言動や部下の様子などを見て語っているのでしょうが、コーチングを使えていない(と思われる)9人の上司は、いったいどんなマネジメントをしているのでしょう。





部下をやる気にさせながら行動へと駆り立て、チームを機能させ、仕事を通じて部下を成長させ、目標を達成させて成果を上げてくるマネジャーやリーダー、または上司に共通しているものがあると思います。


メディアで言われている声も、実際の現場でマネジメントされる部下の声もほぼ同じようです。


  1、いつも尊敬できる行動や振る舞いをしている

  2、私利私欲が少ない (私心がない)

  3、面倒見がよく誰もを公平に扱ってくれる

  4、結果だけでなく過程を見てくれる

  5、失敗を学習に変える体験を積ませてくれる

  6、些細なことでも話を聴いてくれる 聴く姿勢を見せてくれる

  7、能力レベルに合わせた課題や目標設定をしてくれる   etc


部下がそういうのですから、事実はそうなのでしょう。





上記のような評価を得ている上司は、コーチングを使いこなせているか、あるいは、無意識にコーチングを活かしていると言えるかもしれません。


行動させよう・望んだ方へ動かそうという、目先の目的だけの下心のある質問や猫なで声の誉め方、横柄な話の聞き方をしていては、とても部下は振り向きません。


まして部下は敏感ですし、上司のことをよく観察しています(本当によく見ています)。


ということは、部下から評価を受ける上司は、多かれ少なかれ、部下が望むようなコミュニケーションのとり方をしたり、部下に好かれるような行動や振る舞いができていると言えます。


好かれる上司は、きっとコーチングの要素を活かしているのでしょう。





  「まずは部下が望んでいることを知る。そのスタイルをとる。要望はそれから・・・」




もう少し、コーチングについて知っていただけると、使えるツールになるかもしれません。
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by ncrd | 2009-06-10 23:55 | コミュニケーション

強みを活かす 1   





縁あって、若い頃(今でも若いと思ってはいますが・・・)から小企業の経営者の方々と、経営について色々とお話を伺う機会を得てきました。


様々なタイプの経営者がいますが、小企業という経営形態でも何らか成功していく経営者の人は、強みを伸ばしているんだなと感じます。



  高学歴で頭のよい経営者の企業が伸びていくわけではありません。

  行動力のある経営者が伸びるわけでもない。

  目標やヴィジョンがかなり明確、というタイプも違う。

  きっちりとした事業計画を作成している経営者でもない。

  資金力豊富な経営者・・・でもない。

  マーケティングに長けてうまくいった人でも、続かない場合がある。



「こういうタイプはうまくいく」 そんなセオリーは感じられません。


何となくですが、強みを伸ばしていく経営者だけは、そこそこ発展していくのかな、という印象。





私の両親は、小企業、というか、1つの零細企業に一緒に勤めていました。


その会社の経営者は、とにかく我侭で強引、気難しく、気に入らないことは何でも怒鳴り散らす、威嚇して(当人に自覚があったかは不明)従業員を動かすタイプの経営をしていました。


人をまったく信用しようとしない、従業員ですら特定の者にしか心を許さない。


そういう人でしたから、新しい従業員を雇っても、10人中9人は1日で辞めてしまいます。





そういう、ある意味では劣悪?な会社環境の中で、私の母は賢い存在だったように感じます。


信用に足るという判断で、このワンマン社長の秘書のような仕事を許されていました。


相変わらず母にも怒鳴り散らしていましたが、この社長は母にだけは心を許していたように思います。


また母は、社長を抑えることができる「奥さん」というパトロンから絶大なる信頼を勝ち取っていたからです。





無口な父でしたから、こういう労働環境で勤める母は、ことあるごとにこの経営者夫妻の醜態について、息子である私に愚痴を垂れ流しました。


夕飯時は、今日の社長夫妻の言動がああだったこうだったと、それがおかずのようなもので。


私は嫌だったので夕飯を食べ終わるとすぐに脱出する口でしたが、代わりに姉が延々と相手をしてくれたことを、今も感謝しています。





ただ不思議なことに、母はこの経営者の商売の話になると、何故かこの社長を、誉め称えていたことを覚えています。



  「あの人(経営者)は経営には固い、ゴルフ好きでも経営の勉強は欠かさない」

  「信用できない人には一切何も任さないで、すべて自分の目で確認する」

  「業界はもうダメになっているが、悪い環境でも利益を出す知恵を持っている」

  「やり口は汚いけど、おかげで給料の遅配は一度もないし、安定させてきている」



思うに、このワンマン経営者は、こと零細企業経営に関しては、「絶対に妥協しない自分なりのやり方」を全うしていたのかもしれないな、と、今になって何となく思います。


怒鳴り散らしたり、部下を信用しないところはあったにしても、経営者としての責務はきっちり果たしてきた。


素行の悪さをちゃらにできるぐらい、経営にはひたむきに取り組んでいたのかもしれません。


事実、この経営者のお葬式には、予想を大幅に超えるほどたくさんの仕事関係の方々が弔問にきていたことからも、人となりが理解できたような気がします。





「自分だけの強み」 をとことん活かし伸ばしきった経営をしていたのでは?と。


周囲からどう思われようと、従業員から嫌われようと、経営に関しては自分なりのやり方を通して妥協しないところが、成功をおさめていった要因ではないかと感じます。


鬼の様でも思い通りに結果を残す経営者、と、優しくて印象よくても儲けられない経営者・・・どちらが 「優れている」 のでしょうか。


経営者の罵声を浴びつつも、この会社の中で長く勤められた人は、皆同じことを思っていたようです。


「自分のような境遇の者に、働く場所があるだけで、本当に有難い」





ちなみにこの会社は、経営者の死後、三男が継いだのですが、うまくいかず会社を畳んだようです。


三男はほとんど仕事もせず飲み歩いては、飲み屋の女性にちょっかいをかけてばかりで、しばらくすると、父親の財産らしきものをほとんど食い潰してしまった、とか(と母が教えてくれました)。


(幼子が絵本を読み聞かせられるように、20数年ずっとこの会社の顛末を聞かされ続けてきた私にとっては、この結果に、ふと何とも言えない寂しさを覚えてしまいました)


この息子さんにも強みはあったのでしょうが、偉大な父親も、そこまでのことは教えこめなかったのか。





零細企業の経営も、大企業経営も、経営という一言で語れば同じこと。


それぞれの大きさで、考えさせられることは多いということでしょうか。


気がつけば、自分も曲がってはいますが・・・零細企業経営者の立場、複雑だなぁ。





自分の強みって、何だろう???
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by ncrd | 2009-06-05 00:05 | コミュニケーション

コーチと学ぶアサーティブネス ~実践編~ セミナー   




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        コ ー チ と 学 ぶ
            アサーティブネス ~ 実 践 編 ~

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―■―爽やかな自己表現 「アサーティブネス」を継続的に学びませんか?―■―

自分も相手もどちらも大切にしながら
正直に思いを伝えるコミュニケーション、アサーティブネス
 
  ・~したい              ・やめたい

  ・~して欲しい           ・やめて欲しい

  
自分の気持ちを抑え込まず、かといって相手にもいやな思いをさせない。
気持ちよく断ったり、要望したりするコミュニケーションを一緒に練習しましょう



  【プログラム内容 (予定) 】
    □ アサーティブネスの概念を理解する
    □ 自分の捉え方を知る
    □ 自分のアサーション度を知る
    □ 自分に合ったアサーティブなコミュニケーションとは? 
    □ 実践!ロールプレイング
                                 ・・・・・etc

~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇~◇

 今、まさに自分が抱えている課題を取り扱いながら、実践的に学んでいきます。

  継続的に学ぶことで、あなたのアサーション度UP間違いなし!

  自分もHappy! 相手もHappy!  仲間と共に、Win-Winの輪を広げましょう。


************************** *** ****** *

  ◆  日  時      : 1回目2009年6月 3日 (水)  19:00~21:00
 
                   2回目2009年6月17日 (水)   19:00~21:00

         
  ◆  場  所      : 名古屋市公会堂
   
                  6/3(水) :第6集会室     6/17(水): 第1集会室

                  地下鉄「鶴舞駅」4番出口 徒歩1分 /JR鶴舞駅 徒歩3分
  
                           
  ◆  費  用      : ¥5,000(2回分)    
             
                  ※1回目のみ参加の方は¥3,000
  
 
  ◆ お申込 ・ お問合せ : Mail   seminar@ncrd.biz 
          
         〈〈お申し込み時は、下記についてご記入願います〉〉
                  ①会社名  ②お名前  ③電話番号 ④FAX番号 
                  ⑤メールアドレス   ⑥ 領収書 不要 ・ 要 (領収書宛名)              
      ※ お申込後、ご記入頂いたメールアドレス宛にお振込口座をお知らせします

************************** *** ****** *
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by ncrd | 2009-06-04 22:23 | 開催中の講座

譲り合うコミュニケーション   




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『 直接言えないこともネットでは書き込める 高校生の3 割意識 』
2008.10.13 22:28



高校生のネット利用に関する意識 ネットスターは10 日、第8 回「家庭でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。

ブログや掲示板では、「面と向かっては言えないことも書き込める」と自覚している高校生が3 割に上ったという。

調査は9 月9 日と10 日、高校生1236 人と保護者1236 人の合計2472 人を対象に、Web アンケート
形式で実施した。


ブログやSNS、掲示板などに書き込む際に高校生が感じる意識では、「面と向かっては言えないようなことでも書き込める」が32.0%で最多。

次いで、「自分をよく見せようとしてしまう」(24.4%)や「いつもより強気に出てしまう」(15.9%)が多かった。

「ネットのコミュニケーションの難しさへの自覚を持つ高校生が少なくない」。


(ネットスター)

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メールですべてを伝えることは難しいのでしょうか?


思うにその答えは、人それぞれのコミュニケーションタイプによっていささか変わってくるだろうと。


私の周囲にもいます。


メールが苦手な人、書くことが苦手な人、フェイストゥーフェイスでないと分かり合えないと言い張る人、何でもかんでも電話してくる人、メールを送った後に必ず電話してくる人。





個人的な話ですが、私は話したり携帯電話を使うことよりも、メールの方が好きです。


書くことが好き、というのもありますが(だってブログも長いし・・・)、誰かと話をしようとすると、まず会わないといけない制約があり、会っている時間も限られてしまうのですが、メールはいつでも自由に読むことができます。


また、メールは何度も読み返すことが可能、また書いたことを訂正できない。


読みながら文と文の行間の想いを推し量ることもできるし、持ち歩きもできて保存もできる。
(いいことづくめな書き方。。。)


そんな理由で、私はパソコンでのメールが好きです。





ですが、携帯電話と携帯メールは、いつまで経ってもあまり好きになれません。


ひとえに 「忙しい」 感じがするからです。


せっつかれているようで(相手はそんな気はないのでしょうが)、自分の時間を侵害されているような印象ばかりが思い浮かんでしまい、時折携帯電話の電源を切りたくなってしまいます。


社会的に不適応なんでしょうね、自分は。





手紙。


つい20年ほど昔は、携帯電話やパソコンなんてなかったので、言葉以外のコミュニケーションのやり取りは、もっぱら 「手紙」 「書置き」 「固定電話」 でした。


固定電話も、家にいないと受けられないので、そもそも現在のようなタイムリーな携帯でのコミュニケーションはできない環境が当たり前。


今の世の中のラブレターは、ほとんど携帯メールだと聞いていますが、昔はせっせと手紙を書きました。


そういった意味で、現在はタイムリーなコミュニケーションが当たり前になっており、でも一方ではそういうタイムリーさは、時として煩わしいと思うこともあったりします。





手紙のよさは 「相手をおもんばかって表現する奥ゆかしさ」 「行間に込められた想いをイメージできる」 「何度も読み返すことができる」 など、想像力をかきたてられるところがよいのでしょう。


反面、書くこと・送ることに時間がかかります、決してタイムリーなコミュニケーションとはいい難い。


でも手紙を立て続けに何度も送り続けるような人も、昔はいませんでした。


それに比べて現在の携帯電話や携帯メールは、立て続けの印象ばかりが残ってしまいます。





私自身、2つの相手に対しては、手紙を使っています。


それは手紙でなければならない理由があって、この2つの相手とだけは、手紙以外のコミュニケーションがあまり相応しくないからです。


ですが、手紙でのコミュニケーションがほどよく成り立ってもいます、不思議なものです。


フェイストゥーフェイスで話さなければ意思疎通がとれないような相手もいれば、メールでのやり取りが相応しい相手もいる。


また、携帯メールが適している相手もいれば、携帯電話でのやり取りが一番よい人もいるし、固定電話がぴったり来る人もいる。


パソコンメールでのコミュニケーションがベストな相手も・・・。





相手との関係性や相性などにより、コミュニケーションをとるスタイルは様々違う、ということでしょう。


どんな手段を使ったコミュニケーションがベストなのか?、そういう視点での話ではない気がします。


私はパソコンメールが一番合っています。


でも世の中には、必ず1対1のフェイストゥーフェイスなコミュニケーションが合っている、という人もいる。





どちらかがどちらかのスタイルへ譲ればよいのでしょうか?


現代のコミュニケーションとは、常に譲り合うことが大事なのかもしれません。
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by ncrd | 2009-06-02 22:51 | コミュニケーション