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超高齢化社会がやってくる   




超高齢化社会。



あと10年もすれば、若者1人が3人ぐらいの高齢者を養っていくような時代が来るようです。

こういう社会になるのは、どうやら世界でも日本だけのようです。

北欧の国々は福祉政策が豊かでも子供は産んでいるようなので、社会が高齢化しても出生率が低下している日本は、このままいけばずっと高齢化社会に突き進んでいくのでしょう。



そのうちきっと、、、


  「新入社員の平均年齢が65歳。 教えることは何もないから、好きに働いてください」


それこそマンガみたいな状況になる時代が来るのでしょうね。
(真面目に・・・)



今後の高齢化社会をイメージすればするほど、経営課題は今とガラリと変わる気がします。

まず、若者を教育することよりも、新入社員である高齢者の方々から学ぶことが増える。

知恵や知識、経験から多くを学ぶことができるので、知的財産が容易に増えるのでしょう。



知的財産が容易に手に入るのであれば、それをいかに早く商品化し、サービスの充実につなげられるか。

若者の育成テーマが絞りやすくなるかもしれません。

ただし、若い世代が 「聴く耳」 をもっていればの話ですが・・・。



組織のコミュニケーションは、高齢者の居心地よい話題に独占されるのでしょうね。

健康の話題、子や孫の話題、過去の体験の話題、老後の話題。

若い世代が準備しないといけないのは、そのような高齢者の方々が好む話題についていく能力を高めること。



若者人口が減り続けても、優秀な頭脳を持っているある一定割合の若者達は大企業へ勤めていくのでしょうし、一方では、産学連携に後押しされて、起業を目指す若者も増えていくことでしょう。

また、比率は変わらないと考えれば、勉強はあまり優秀でないけれどもやる気だけはある集団の子達は、中小規模の企業へ集まっていく。

そして、零細企業はといえば・・・ある一定の力量の子達は、やはりそこへおさまっていくことでしょう。



でもそこに、「高齢者集団」が加わることになるのではないかな、と思います。

第一の人生を全うした方々は、第二の人生の充実を目指していかれるでしょう。

企業の規模や任せられる業務レベルよりも、、、


  「自分自身がいかに充実した生き方ができるか。年をとってもまだまだ貢献できる。
   得てきた知識や経験を社会に活かしたい」


そう思われるのでは、と感じます。



これからの日本の社会は、減少する若者達と増え続ける高齢者達が共存できる姿を目指すことになります。

そして企業社会の中では、そんな若者達と高齢者達が、共に磨きあえてお互いに充実ができるような組織をいかにして作り上げていくか、がテーマになるような気がします。

数が増えるから高齢者、というわけでもなく、数が少ないから若者、でもない、共存共栄の世界。



年上の部下が益々増えることになります。

上司が身につけていかないといけない能力も、段々と変わっていくのではないでしょうか。

はっきりと言えることは 「年上や年下の部下と信頼関係を築くことのできるコミュニケーション力、をどう身につけるか」 そんな気がしています。



かつての上司が部下になることもあるのかも・・・。





(M)
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by ncrd | 2009-05-29 00:24 | コミュニケーション

社会人基礎力養成講座   




ご縁あって今年も、昨年よりお世話になっている大学教授からのお誘いで、学生さんのコミュニケーション力アップを支援する授業を行うことになりました。

名付けて 『社会人基礎力養成講座』。

社会に出る前に、社会で行き抜く基礎的な能力を高める為のトレーニングを行おうという企画です。



4回生の子を対象としたクラスです。

N大学(大学名は明かしませんが)は、県内でもあまり偏差値が高い方ではない大学と思われ、学生数も学部数かなり少ない、非常に小規模な大学です。

でも、一人一人の学生さんの ’人となり’ はとても活発で、優しく真面目で誠実な子ばかりが在籍しています。



そもそも、学力とコミュニケーション力は別の力であり、IQが高いこととEQが高いことはまったく別の能力を磨くこと、とおぼろげながら私は考えてきましたが、それを彼らが見事に証明してくれています。

机の上での勉強よりも大切なこととは、、、

  人に会ったらまず挨拶をする
  常識を知っていて、それを表現する
  自分から他者へコミュニケーションをとりにいく
  人を受け入れる感覚を持つ

決して学力が高くなくても、彼らは社会で生き抜いていく基礎力の種を、既に持っていました。



過去と比べて、現在の10代~20代の若年世代は、理解しがたい成長を示していると言えます。

それらは現実の教育現場を始め、メディアが報道しているところで概ね知ることが出来ている。

けれども一方では、大学生ともなると、大人の入り口、社会人としてのスタートラインの立つことが理解できている為か、不安と期待、自分自身との葛藤に苛まれているのも事実です。



「今の若者は扱いが難しい・・・」 といった紋切り型の大人達のため息もよく聞こえます。

「大人はうるさい。煩わしい」 自らの価値観を頼りにする若者の感覚もあり。

この 『大人達と若者達の価値観の差』 を、どのように埋めていくのかが、今後の社会上のキーになるのではないかと、何となくではありますがイメージしています。



N大学で私が見ている若者達は、どの子も素直で正直で、ちょっと粋がったり内向的な面もありますが、基本的には人間的にとても好感の持てる子ばかりです。

社会に出るまでに、一定の基礎力をトレーニングしていけば、後は自分達で道を切り拓くことができる。

その基礎力は、先に述べた 「常識をもって自分から人と関わり合う力」 と言えると思います。



ただ残念なことに、ほとんどの大学ではこういった 「基礎力の向上」 を伸ばす機会を持てていないのが現状のようです。

キャリア教育を念頭においた授業や、インターンシップのような働く現場を体験してもらう機会は容易しているものの、根本的なコミュニケーション力を磨く機会を提供できていないように思われます。

このあたりの整備の有無が、今後社会へ出る前の学生達の、能力向上を大きく左右するところではないかと予測されます。



どんなスポーツでもそうですが、基礎的なトレーニングさえ身につけておけば、本番を迎えた時にはそこそこ自分の力で切り抜けていけるものですから。



(M)
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by ncrd | 2009-05-26 01:19 | 大学生支援

[JCA Coaching News]   【vol.83】 「2008年コーチング調査報告(3)」   




◆◆◇━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━◇◆◆
         
          JCA コーチングニュース         
                       【Vol.83】2009.5.20

◆◆◇━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━◇◆◆
  
       ●━  I N D E X ━● 
  
  □トップコラム 「2008年コーチング調査報告(3)」             
  □チャプターイベント情報
 
━━━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━━━━
        2008年コーチング調査報告(3)
━━━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━━━━


★ 2008年コーチング調査報告(3)
                  
2008年コーチング調査の第3弾です。
昨年の調査は、現在コーチングを導入している企業担当者の方にその導入目的や成果等について聞いています。対象者数は500サンプル。
調査方法はインターネットによるアンケートで実施しています。



■ 「コーチングは組織全体にもよい影響を及ぼしている」

前回(2009年の2月協会メール)の報告では、コーチングを受けていない周囲の人にも良い変化があったと述べましたが、さらに「組織全体の雰囲気や業績にも良い変化があった」と回答したご担当者が6割を超えています。
(とてもが変化あった12.6%。まあ変化があった48.4%)

通常、組織の変化は個人の意識の変化―行動の変化―組織への影響という順序で達成されると考えられますが、コーチングが個人の意識変化だけでなく、組織全体にも良い影響を与えていることがうかがわれます。

組織全体への効果は、

  従業員「50人」未満の小規模企業で最も高く (とても+まあ変化があった71.2%)

創業年数では、

  30年未満の若い企業ほど効果が高い
  30年~99年の企業で効果は低下
  100年以上の企業で再度効果が高い

傾向がありました。

また、コーチングの導入が経営者層に及んでいたり、単体のコーチング研修だけでなくフォローや1対1のコーチングが実施されている「複合型」導入のケースの場合が、組織への効果はより高い傾向にあります。



■ 「チームが強化され、組織が活性化された」

具体的な組織の雰囲気や業績への影響を質問したところ、

  「チームへの結束力の強化」 40.3%
  「挨拶が活発になった」 38.7%
  「組織全体に活気がでてきた」 38.0
  「社員のメンタルヘルスが向上」 36.4%
  「上司と部下のコミュニケーションが円滑化」 36.4%

と続きます。

組織内コミュニケーションが増加すると同時に、コミュニケーションの円滑化が起こり、それが、組織の活性化や組織の結束を高めているようです。



最後に、本調査結果が、皆様のコーチングそして、コーチとして活動を促進していくためになにかしらの役にたつことを心から祈っています。



 
日本コーチ協会理事
     市毛智雄


━━━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━━━━
        ◆ 日本コーチ協会チャプター情報 ◆
━━━━━━……‥‥・・・ ・  ・ ・・・‥‥……━━━━━━━
JCAのチャプター一覧はこちら
http://sv01.ezines.jp/url/d954fda1d7a11fbe7c17f71303659847aaa326c7


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■ 東海チャプター ■
 2008年度総会&スペシャルワークショップ
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□日  時□
       2009年 6月 7日(日曜日)
        13:05~    受付開始
        13:25~14:10 2008年度総会 
        14:20~16:40 スペシャルワークショップ 
        17:30~ 懇親会(任意参加)

□場  所□
       今池ガスビル B会議室
        名古屋市千種区今池1-8
http://sv01.ezines.jp/url/1d62eeb4c68605c6ca1eb91d7db9cbbfebbd3cac

□参加費□
      チャプター会員:無料 一般: 2,000円 
      (※全国JCAチャプター会員はすべて無料)

□内  容□
      ★ 総会スペシャルワークショップ ☆
       日本コーチ協会理事 森川里美氏

   『 不況時こそ組織の底力が伸びるチャンス!
    ~ 不況を吹き飛ばすチームビルディング ~ 』

 好況時は、優秀な個人プレーヤーが活躍することで組織の
 成果は上がっていきます。しかし、先が見えない底なしの
 不況時に成果を左右するのは、個人の力以上に『チームの
 力』です。
  ・コーチとして、1人1人の社員が助け合ってチーム力
   を上げていくことに、どのように関わっていけばよいのか。
  ・今この時期に、マネージャーがチーム力をあげていく
   ためには、コーチやマネージャーは何をすればよいのか。
 2時間後には、明日からの行動指針が確実に見えてきます。

□申 込 先□

      ウェヴよりお申込み下さい 
http://sv01.ezines.jp/url/1e4d6fbb3d18e2d60f5e4e26627dc2c8249926c6
       

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■ 東海チャプター ■ 
   7月度勉強会 NextStage ~コーチングスタイル~
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□日  時□
     2009年 7月 11日(土曜日)13:30~17:00

□場  所□
     ウィルあいち 特別会議室

□参加費 □
     チャプター会員:無料  一般:2,000円

□内  容□
     コーチングはどのようにすればよいのだろう・・・
     そんな疑問を持ったことはありませんか?
 
その答えは・・・
「コーチングはいつでも、どこでもできる!!」
 
形にとらわれず、コーチングに大切なものは何か・・。
 上記のこと感じるようなワークを中心に勉強会を進めて
いきます。一緒に大切なものを見つけてみませんか?
  
□申込先□
     ※6月上旬より申込スタート 
http://sv01.ezines.jp/url/1e4d6fbb3d18e2d60f5e4e26627dc2c8249926c6



――――――――――――――――――――――――――――――◇◆◆

 ◆JCAコーチングニュースに関するお問い合わせ
  info@coach.or.jp

 ◆配信申込み・配信中止・配信先変更
  http://sv01.ezines.jp/url/3b88cadd45d2d7ff6a8573fec978c12630423aed
  
 【発行】特定非営利活動法人 日本コーチ協会
  〒102-0075 東京都千代田区三番町8-1 三番町東急ビル6F
  http://sv01.ezines.jp/url/630960736476844573e9c59f45533c17ea371eed

◆◆◇―――――――――――――――――――――――――――◇◆◆
   (C)2009 Japan Coach Association. All rights reserved.
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by ncrd | 2009-05-20 15:35 | 普及活動

棺桶まで道連れ   




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「親は大切にしてくれる」 は4カ国中最下位   2009.4.6 10:00


学力は高いに越したことはありませんが、何よりも健やかに育ってほしい、というのが、子どもに対する保護者の共通の願いだと思います。
それには、親子関係の在り方も大きな要素となります。
しかし、日本・米国・中国・韓国の4カ国のうち、日本の子どもは「親を尊敬している」「親は私を大切にしてくれる」などの肯定率が最も低いことがわかりました。
現在の日本の親子関係には、問題が少なくないようです。

財団法人日本青少年研究所は昨年9~10月にかけて、日・米・中・韓で中学生と高校生を対象に生活と意識に関するアンケート調査を実施し、各国とも中・高校生各1,000人前後が回答しました。
親子関係については、中・高校生ともに回答傾向が同じなので、ここでは中学生の調査結果を紹介します。

まず、「親の意見に従う」と回答した子ども(「全くそう」と「まあそう」の合計、以下同じ)は、日本65.5%、
米国83.6%、中国88.6%、韓国 83.3%で、日本の低さが際立っています。

一方、「親によく反抗する」は、日本57.0%、米国26.2%、中国11.0%、韓国44.%で、逆に日本が一番高くなっています。

では、子どもたちは保護者をどう思っているのでしょうか。

「親はよく私を叱る」は、日66.5%、米36.3%、中33.5%、韓34.3%で、日本の子どもはよく保護者から叱られています。
その半面、「親はよく私をほめたり励ましたりする」では、日57.8%、米82.9%、中73.4%、韓74.7%で、4カ国中で最低となっています。

これと関連して「自分はダメな人間だと思う」と回答した中学生の割合は、日56.0%、米14.2%、中11.1%、韓41.7%で、日本は5割を超えています。
また、「親はわたしのことによく干渉する」では、日63.6%、米59.0%、中34.3%、韓68.9%となっており、日本の子どもは韓国に次いで、保護者から干渉されている、と感じています。

しかし、ほかの項目をよく見ると、「親は、私が何に関心を持っているかを知っている」は日58.2%、米79.
7%、中70.1%、韓59.4%となっているほか、「親は、私の学校での生活を知っている」は日53.7%、米69.5%、中72.2%、韓57.5%で、干渉している割には子どものことを理解していない保護者の姿が
浮かび上がってきます。

これらの結果、「親を尊敬している」は日64.1%、米89.8%、中97.0%、韓84.2%で日本が最も低
く、「親は私を大切にしてくれる」も日83.7%、米92.4%、中95.5%、韓91.9%と日本だけが9割を下回っています。

もちろん、歴史や文化が違えば、子育てや親子関係の在り方も異なります。ほかの国と数字を比べることにあまり意味はないのかもしれません。
しかし、日本の子どもの自尊感情の低さ、孤立感の深さを見ると、親子関係の在り方をもう一度考えてみる必要があるのではないでしょうか。

ベネッセ・コーポレーション

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アジアの先進国である日本・韓国・中国と北米のアメリカでの比較をすることに、どういった意味があるかはよくわかりませんが、結果は興味深いものがあります。

つまるところ「日本だけが少し違った値とはいえないか」と。

4カ国の数値をもとに弾き出されることは、、、


  日本の親達は 「口うるさい割には子供のことを知ろうとする努力が足らない割合が高い」

  日本の子供達は 「親から肯定されていなくて自信喪失に陥っている割合が高い」


ではないのでしょうか。



日本の家族内教育がダメとか悪いとかということではないでしょう。

従来までに日本が歩んできた道筋や、現在の社会情勢や経済状況を考慮すれば、当然の結果ともいえます。

ただ若い子供達には、少し可愛そうな社会になっているようです。



一方で、子供の側のコミュニケーション力の低下も予測されます。

口うるさいと言うことは親の子に対する愛情の裏返しでもあり、表面上の行為だけを受け取ってしまう子供達の能力の低下も垣間見えます。

どっちもどっちだと言えばそうとも思えますが、少なくとも考えられることは、米・韓・中と比較すると日本の親子関係だけが少し異なる様相を見せているとなります。



お父さんはだいたい、勤める会社で「実子以外の他子」を育てる義務を持っています。
(部下という存在ですね)

最近はお母さんでも働いている人は多くなり、責任も重くなってきています。

また専業主婦であっても決して子供の養育に手を抜いているわけではないでしょう。

但し、昨今は社会に誘惑も多いので、つい誘惑に負けてしまう保護者の方々も多少ながらいるかも・・・。



色んな事情を考えても、どうして日本だけがこうなっているかは私には理解できません。

ただ言えることは、日本の現在の環境下ではこういう数値が出てしまう、という事実。

また、3カ国と比較すれば、日本という国は経済的には裕福であるけれど、中国・韓国のような追いかける立場でもなく、アメリカのような超大国でもない、目標が曖昧な国になってしまっているという事実。



もう1つありました。

メールやネットの普及に伴い、仕事という場でも、家庭という場でも、社会全体としても、コミュニケーションが希薄になっているのではないか、という事実。
(推測、憶測、断片的な事実かな?)

いずれにせよ、曲がり角ではないでしょうか。



コミュニケーションは、死ぬ間際まで続くもの。

世相や社会がどのように変化しようとも、私達は棺桶に入る直前まで、現実の人間関係の中で生きていくことになります。

良くも悪くも、棺桶まで道連れということですね(笑)。
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by ncrd | 2009-05-18 00:54 | コミュニケーション

待てば回路の日よりあり   



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正社員は賃金抑制、非正規は解雇 雇用調整でも「格差」
2009 年4 月26 日

正社員には賃金の抑制だが、非正規社員は解雇――。

内閣府が上場企業に行った「企業行動に関するアンケート」で、景気悪化に伴う雇用調整の方法に大きな「格差」があることがわかった。
契約を更新しない実質的な解雇も多いとみられ、非正規社員の弱い立場が浮き彫りになっている。
調査は毎年行っており、今年は2月に上場企業1027社から回答を得た。
景気減速のなかで利益を確保するための取り組みについて(複数回答)は、45%の企業が雇用調整を行っていると回答。

雇用調整の方法(同)は、正社員が対象の場合は「残業削減」が85%で最も多く、「採用抑制」が50%、「賃金調整」が40%で、「解雇」は4%にとどまった。
一方、正社員以外に対する雇用調整の方法は、6割程度の企業が「残業削減」と「採用抑制」を行ったと回答したほか、29%の企業が「解雇」を行ったとしている。

内閣府によると、「採用抑制」には雇用契約を更新しないケースが含まれている可能性がある。
実質的に解雇を行った比率はさらに高いとみられる。

このほか、09年度から3年間の雇用者数は毎年0.2%減る見通しで、賃金上昇率も09年度は0.52%と、08年度の1.25%から大幅に縮小。
景気悪化で企業が雇用、賃金に手を付けざるを得ない状況が鮮明になっている。

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輸出拡大や売上拡大に偏った経済政策をとり続けてきたおかげで、日本の企業は軒並み大ショックに見舞われています。

こうなると当然雇用調整せざるを得ないのですが、「非正規社員の解雇」「正社員の賃金抑制」「新規採用の抑制」「希望退職の勧奨」と概ねパターンは決まっています。

辛うじて踏みとどまることができた中堅社員は、賃金抑制という代償を払って身の安全を保つわけですが、その先に待ち受けているのは・・・こなせるはずのない山盛りの業務と責任、また残業抑制という矛盾に陥ってしまう・・・。

辞めるは地獄、でも残るが天国かどうか・・・。



業務量は従来のままで業務をこなす社員数が減れば、当然個々人の負担は増えます。

負担が増えれば処理スピードを上げなくてはいけないので、自ずとストレスも増す。

結果、コミュニケーション環境は劣悪になりがち。

またストレスの増加は家庭環境にも影響を与えたり、人間関係をまずくさせる原因となります。



人間関係がうまくいかなければ、当然ですが、業務はスムーズに進まない。

スピードを上げたいの生産性はかえって悪くなる悪循環。

負の連鎖というか、大変な代償を払っての雇用調整ということが予測されます。



世界的な同時不況だったということを考慮すれば、すべてが企業の責任とは言えませんが、拡大路線を歩み続けていたが故のツケが回っているとも思えます。

沈まぬはずの巨艦トヨタの崩落がその一例。

またそんな巨艦を当てにしていた下請け零細企業の倒産も、なすがままの状態です。



組織のコミュニケーションがよくなれば、世界的な不況も乗り越えられるのでしょうか???

何となく言えることは、自発的に考え自主的に行動を起こしていく社員が多ければ多いほど、不況になった時にもどう改善していけばよいかは自分で考え改善していくはずです。

またそういった方々は学習能力が高い為、単なる保身に走ることなく互いに生き残る道を模索するのでしょう。

個人でできないことは、支え合う、という関係性で乗り越えていく。



景気の影響をもろに受けて右往左往せざるを得ない社会経済ですが、うちの会社はどうなのか。

もともと景気とあまり関係のないところで細々と経営しているので、存続できています(笑)。

大して儲からないけれど、潰れるリスクも低い。

組織のコミュニケーションを扱う分野というのは、実は景気の影響を受けにくいようです。

何故なら、景気が良かろうが悪かろうが、組織の中でのコミュニケーション改善は永遠のテーマだから?



今年いっぱいは不況という暴風雨の中で右往左往する経済状況のようです。

通り過ぎるのを待つしかないようですね。

晴れる時が来るまでに、人間関係の改善に力を使う方が得策なのかもしれません。。。
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by ncrd | 2009-05-14 00:55 | コミュニケーション