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2009年 06月 13日 ( 1 )   

彼らは、凄い   





本日は、社会人基礎力養成講座の第3回目でした。

第3回目は 『現在の自分を知る』 がテーマ。

過去の歴史上の自分を明らかにし、現在を生きている自分を明らかにし、未来を思う自分を明らかにする、3部構成を行うのが前期講座の進め方。

最終的には、過去・現在・未来の3つの時間軸で自分を明らかにして、自分自身とはどんな人なのかを、プレゼンしてもらいます。



現在の自分を明らかにする、という今日のエクササイズは、どうやら学生さんにはパンチが効いていたようです。

  「自分が思っている自分と、人が感じている自分は違うんだ、ということがわかった」

  「自分ではわからなかった自分についての情報をもらい、気付きがあった」

  「面白かった。普段は言えないようなことも皆ばしばし伝えていた。伝えていいとわかった」

何をやったのか・・・大したことはやっていませんのに、学生は凄い。



 1、「現在のあなたが明らかになるような視点」の質問を、たくさん投げかけてもらい、それに答える

 2、現在のあなたを「周りがどう見て感じているのか」を、率直にたくさん言葉で伝えてもらう



どうしてこんな構成が効果的なのかは、学生さん達が素直で真っ直ぐだから成り立つのでしょう。

自分は自分をどう思っているのかを、正直にアウトプットする。

人は自分をどう見ているのか・感じているのか、を正直に伝えてもらう。



自分についての情報を自分の中から引き出し、自分についての情報を人から伝えられたら、そりゃもう自分という存在の認識の幅はグーンと広がりますから、気付きがあって当然なのでしょう。

逆に、それでも何かを気付かない子は、相当の自信家か、人の話をまったく聞かないか、自分を無理に覆い隠していたり自分に対して素直になれないか、どれかに該当するのかな。

若いうちは、勢いと素直さと正直さ、で成長していくのが最も健康的だ、今日は思いました。



社会に出て大人になればなるほど、人は自分を曝け出すことをしなくなる傾向があり、曝け出すことは格好悪いこと、頭の悪い人がすること、そんなひん曲がった智恵がついていく気がします。
(少なくとも、自分はそうでした・・・しょぼいなぁ)

加齢と共にへんてこなプライドも育ってきますし、立場も高くなるし、ますます「できる自分、いい人である自分」を表現したくなっていく。

でも、元々人という存在は、上から色んなものを被せたとしても、根っこのところにある純粋性とか素直さとかは若い頃から持ち続けていて、覆いさえとれば(バナナの皮をむくような・・)正直な自分を持っているのだと、僕は感じます。



学生達と色んな場を共有していると、本当にこちらこそが学ばせてもらえます。

彼らは皆、純粋に無垢だからこそ、こちらが反省させられたり、気付かされる場面が多い。

家庭環境や歴史も様々、これまでの人生の歴史の中でいいことも嫌なこともあったでしょうし、勉強ができなかった、不登校だった時期もあったかもしれないし、今の自分に自信が持てないのかもしれない、自分をちゃんと理解してもらえない、自分も思った通りに自分が表現できない・伝えられない。

学生の最も優れた能力は、そういう風に感じていることを、表情や態度、ちょっとした言動・反応で、凄く素直に正直に表わしてくれるところなのです。





前期はあと3回。

また、どんなドラマを見せてくれるのか、心から楽しみです。

彼らは、凄いのです!
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by ncrd | 2009-06-13 00:05 | 大学生支援