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知っていると使えるは違う   

株式会社NCRDの光山(みつやま)です。

コーチとして、コーチングやコミュニケーションについて研究をしてきています。

実験したこと、体験したこと、学習してきたこと、また実際に現在進行形でコーチングや

マネジメント、リーダーシップ、人材育成、組織のコミュニケーション風土改革に取り組んで

きたことについて、様々な角度から情報提供していきたいと考えています。





ビジネス界や教育界、個人の能力アップを望む方々を中心に、コーチングが一定の広がり

を見せてきました。

でも、使えている人が非常に限定されている感じがしています。

 「会社の階層別研修でコーチング研修を受けたから」
 「本を1冊読んだから」
 「どこどこのセミナーを一度受けたから」

そういった「触れた」声をよく耳にします。



現在も色々な場でコーチングやコミュニケーションの研修を行っています。

ほとんどの場で目にするのは、参加される皆さんは「何となく知っている」状態だということ。

何となく知っているけど、使えているかどうか不明・・・そんな感じです。



 「自分は人の話を聞いているし、聞けている」

 「部下を誉めているし、やる気を出すようにしている」

 「部下を思い通りに動かせる術を知りたい」



聞けているかどうか、は外的な評価軸がなければ客観的に判断ができません。

やる気が出ているかどうかは、部下がどう思っているか次第でしょう。

人を動かす術などは、私も是非知りたいです(笑)。



コーチングに触れたら「使える」わけではありません。

何故なら、私達はコミュニケーションそのものを体系的に学んだことは、まずない。

すべて独学、自分の体験に基づいた学習の仕方しかしていません。

しっかりと体系的に学んでいないのに、コーチング使えるようにしようとするのは、いつ

までも専門的に野球を学ばないまま、草野球をしていることと同じかもしれません。



6・3・3の学校教育では、コミュニケーションをどうとっていけばよいのかを、ちゃんと
教え切れていません。

小学校や中学校の授業で国語や算数、古典や生物は教えてもらいましたが、

 「他者とどうよりよい関係を結んでいったらよいのか」

 「目標をどうもてばよいのか、どんな風に達成していけばよいのか」

 「リーダーシップをどう発揮すればいいのか」

そういうことは、部活や委員を引き受ける、などの体験をして断片的にしか学べてません。

体験を踏んでいない人は、学習する機会に恵まれなかったことになります。



大学に行けば、コミュニケーション学科があるので専門的な部分も学べますが、残念

ながら学問の領域で終わってしまうケースが多いと感じます。

今日本の中でコミュニケーションについて教えてくれる世界はあるのでしょうか?。



 どうすれば、部下が自ら考えて行動してくれ、目標達成してくれるのか。

 どうすれば、身近な人とスムーズな関係を築いていけるのか。

 どうすれば、自分自身がイメージ通りのキャリアアップをはかっていけるのか。



これらはすべて、コーチングを使って活路が見出せるものと言われています。




基本的なコミュニケーションの構造を知れば、コーチングのことも理解しやすい。

コミュニケーションがどういう役割を果たしているのかを知らないままに、コーチングの

ことだけを知ったとしても、使えるようになるのは難しいと思います。

人に動いて欲しい、自分のキャリアプランをイメージ通りに進めたい、それらはすべて

コミュニケーションというものを理解し、コーチングという手段を使えたら可能なようです。






 『コーチングとはどんなものですか?と訊かれたら、何だとこたえますか?』




光山徹




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by ncrd | 2009-02-01 22:25 | コミュニケーション

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