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言えないストレス、伝えられないストレス ~アサーティブ   






最近、様々な企業と関わる中で 「アサーティブ」 に関するニーズを強く感じます。


「アサーティブ」 とは、、、


  『自分自身も関わる相手も尊重する姿勢で、自分自身が言いたいこと、伝えたいことを表現する』


というもの。




古くは黒人の地位向上に端を発し、その後、弱者の立場に置かれ続けていた女性の地位向上へと立ち位置を移して、脈々と受け継がれ発展を遂げてきた歴史を持つ、と言われています。


現在における 「アサーティブ」 は、弱者の立場に置かれたことで言いたいこと、伝えたいことを言葉にできなかった時期とはやや状況が異なっているのではないかと思います。


ただ一方で、、、

  部下という仕える立場だから、上司に対して言いたいことを言い辛い
  お客様だから、伝えたいことがあっても言ってはいけない気がする
  年下・格下なので、言いたいことを伝えるのは失礼だ

といった感じの、相手よりしたの位置だから、と受け止めていることから言い辛い状況もまだあるわけです。




そして、現代においては前述とは異なる 「言えない、伝え辛い、表現できない」 状態もあるようです。


それはどちらかと言えば、立場が下という認識からくるものではなく、、、

  言いたいことを、言ってはいけない気がする
  言いたいことを伝えてしまうと、相手が気分を害するのが怖い
  思い切って伝えてしまうことは、出過ぎた真似と思われるのではないか
  ただの出しゃばりだと思われはしまいか
  きっぱり断ることは、悪いことなのではないか
  したいことを堂々と主張することは、我侭だと思われはしまいか
  して欲しくないことに声を上げると、嫌な奴だと判断されないだろうか

上記のような 「こうではないか???という、自己都合的な思い込み、自己の一方的な判断」 に起因するものが目立っていると感じられる次第です。




アサーティブの考え方においては、それらについて 「人は生まれながらにして、言いたいことを正直に誠実に自己責任の範囲で伝えたり、伝えなかったりする 『権利』 を有している」 という原則を持っています。


  当然の権利を持っているのだから、伝えるも伝えないも、自分次第。

  お互いを尊重しようとする姿勢さえあれば、伝えても伝えなくても、いずれも It's all OK。

  断ろうが、止めて欲しいと言おうが、当然の権利を主張しているだけだ。


人権を土台としているから、極めて正当かつ自然な主張を原則としていて、また、権利行使だけを前面にしているわけでもなく、(自己責任の範囲)で言うも言わないも、断るも断らないも選択していい、という合理的な考え方をしています。




というわけで・・・


長々とアサーティブの解釈を書いてしまいましたけど、要するに、現代のビジネスシーンにおいて、そういう言えないストレスが日常茶飯事に転がっているから、何とかしたいニーズとして高く出ている、と感じられるわけです。


言えない状態は、過剰なストレス化につながり、引いては体調を崩したりメンタルヘルスを患うような事態になってしまっています。


健全な状態とは言えないので、アサーティブによって、解決できたらよい問題だと思います。




何だか、独りよがりに解説してしまいました。


でも、引き続き、アサーティブについてお伝えしていきたいと思います。


それによって、何かかにか、社会にお役に立てる一端を担えたら嬉しいです。




(M)
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by ncrd | 2009-10-26 23:56 | コミュニケーション

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