プロのマネジャー
先日、明治大学の斉藤孝教授の講演会がありました。
体と言語コミュニケーションの結びつきを重要視される斉藤教授の理論は、わかりやすく理解しやすいものです。
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『 リーダーにふさわしい人 』
感情が開放されて、感情がやり取りできる場作りができクリエイティブな空間、場作りができる人。
体を動かす。
移動することをいとわない。
体をやわらかくしておくことが大事。
男性は、40代以降、体も心も硬くなっていく傾向がある。
意識して体をやわらかくすることを心がける。
普通どおりにしていると人から見て不機嫌に見えることがあるということを意識しておく。
男性は、社会的評価が得られないと満足できない。
しかし、年齢をおうごとに周囲から嫌われる傾向にあることを知る。
ハンディキャップをおう。
年齢を重ねるごとに体も心も柔らかく軽くするよう心がける。
トイレタイムを利用して跳躍をするなどして体をほぐす。
リフレッシュをする。
心も体も軽くする時間として利用する。
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『 コミュニケーション相対する際の基本 』
目を見る
微笑む
うなづく
相槌を打つ (「ほー~」が一番簡単)
あいづち「ほー」・・・心の底から相手の言っていることが素晴らしいという感情をこめて言う。
体がほどけて魂が抜け出る音。
コミュニケーションの基本は我を通さない。
自己中心性をなくす。
そのために「ほー」が大事。
面白いから笑う。 面白くないから笑わない ⇒ 素人
自分の価値観を脇においてみる。
面白くないときに笑う。
周りに伝播し雰囲気がよくなる。
素直な感情表現、素直な反応に意味は無い。
⇒必要以上に反応のいい体を作る → 反応は仕事の内。 手をたたく。 笑う。 「ほー」と言う。
「ほー」を言うことでほどけた体が相手に伝わる。
「はひふへほ」柔らかい音。緩む音。
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必要以上に反応のいいこと、が「仕事のうち」というのは確かですね。
面白くない雰囲気がある時でも、面白い話をして場を盛り上げるのがリーダーやマネジャー。
上司の仕事は、部下の言葉に咄嗟に反応すること、でしょうか。
上司の仕事とは 『 部下に気持ちよく仕事をしてもらえる環境を作ること 』。
それが当たり前のようにできるのがプロのマネジャー。
上司という肩書きを振り回していませんか?
by ncrd | 2009-04-22 00:01 | コミュニケーション